はがきの書き出し文
はがきや手紙を書く時に、まず書き出しに戸惑う方が多いのではないでしょうか。
微妙な季節の変わり目の場合や、返事を書く際に、なんと書いていいものかわからない場合があると思います。
そんな場合に使える「書き出し文」をご紹介しましょう。
【いつでも使える用語】
季節に関係なく、いつでも使える用語となります。
書き出しの時候の挨拶に使ってもいいですし、末文の結びの挨拶としても使えます。
便利な用語なので、覚えておくといいですね。
●時下(じか)・・・・・・・・・・このごろ、現在という意味。
●目下(もっか)・・・・・・・・目の前、今という意味。
●時節柄(じせつがら)・・時節(季節)にふさわしいことという意味。
(時節柄、どうぞご自愛ください。)
●季節柄(きせつがら)・・季節にふさわしいことという意味。
(季節柄、おからだを大切に。)
●時分柄(じぶんがら)・・ちょうどその時分にふさわしいさまという意味。
●時候不順の折柄(じこうふじゅんのおりから)
【返信する際の挨拶】
お手紙をいただいて、返事を返すことになるので、書き出しに手紙を読んだことやお礼を述べるようにすると、スムーズに後が続きます。
●お手紙拝見いたしました。
●お手紙拝受いたしました。
●お手紙ありがとうございました。
●お手紙ありがとうございました。楽しく拝読させていただきました。
●お便りをいただきありがとうございました。
●この度はご丁重なお便りをいただき、ありがたく拝見いたしました。
●お便り確かに拝読いたしました。
●早速、お祝のお手紙ありがとうございました。
【面識のない方への挨拶】
そこまで親しい間柄ではない方へお手紙を出す場合、書き出しに何を書いたらいいか戸惑うかもしれません。
くだけすぎるとなれなれしい感じになってしまうので気をつけましょう。
●突然お手紙を差し上げる失礼、お許しください。
●初めてのお手紙を差し上げます。
●突然お便りを差し上げますご無礼、なにとぞご容赦ください。
あいさつの後に、自己紹介すると流れがスムーズになります。