暑中見舞いはがき・書き方・文例

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暑中見舞いはがき・書き方・文例

「暑中見舞いはがき」とは、

1年で最も暑さが厳しい時期に、

相手の健康を気遣う言葉を書いて送るものです。

書き出しに、「暑中お見舞い申し上げます」と書くことにより

暑中見舞いはがきとなります。

書く際に、「拝啓・敬具」といった頭語・結語は必要ありません。

会社や取引先に出す場合でも同じです。

では、簡単に書き方をご紹介しましょう。

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【暑中見舞いはがきの書き方・順番】

①暑中見舞いの挨拶

書き出しに「暑中お見舞い申し上げます」と少し大きめに書きます。

会社や取引先などの場合でも同じです。

※「拝啓」などの頭語は必要ありません

 

②相手の安否を気遣う言葉

「お元気でおすごしでしょうか。」「いかがおすごしでしょうか。」

など、相手の安否を気遣う言葉を、暑中見舞いの挨拶よりも少し小さめに書きます。

 

③自分の近況報告

「私のほうは、最近ウォーキングをはじめ、少しお腹が引っ込んだような気がいたします。」

など、自分の近況を手短に書きます。

書かないよりは、書いた方が相手の方にも楽しいはがきとなりますね。

ただ挨拶だけでは、なんだか味気ないはがきになってしまうものです。

 

④相手の健康を気遣う言葉

「お身体お大事に。」「どうかご自愛下さい。」

など、相手の健康を気遣う言葉を書きます。

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※注意※

「お身体ご自愛ください」というのは、

「自愛」という言葉に「お身体に気を付けてください」という意味があるため

「お身体」という言葉が重複してしまいます。

「お身体ご自愛ください」は間違いとなるので気をつけましょう!

 

⑤日付

暑中見舞いはがきでは、正確な日付ではなく

「平成○○年盛夏」と書くのが慣例となっています。

 【暑中見舞いはがき文例】

(一般的な暑中見舞い文例)

・暑中お見舞い申し上げます。

毎日大変な暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

私たちは元気で過ごしています。子どもたちは、この暑さの中一日中走り回り、

私の方がばてそうです。

今年の夏は猛暑になるそうです。どうかくれぐれもご自愛ください。

 

・暑中お見舞い申し上げます。

夏も盛り、この暑さをいかがおしのぎですか。

私の方は、夏バテとは無縁のようで食欲は衰える様子はありません。

相変わらずのメタボ体型です。(笑)

これからますます暑くなりそうです。お身体に気を付けてくださいね。

 

(会社、取引先関係の暑中見舞い文例)

・暑中お見舞い申し上げます

 平素は格別のご高配を賜り心より御礼申し上げます。

毎日厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

先日は過分なお心遣いを賜り、厚く御礼申し上げます。

職場の皆で有り難く頂戴いたしました。

暑さはまだまだ続きそうです。どうかくれぐれもご自愛ください。

 

(両親にあてた暑中見舞い文例)

・暑中お見舞い申し上げます

 毎日暑い日が続いていますが、お元気でお過ごしでしょうか。

私たちは皆元気に過ごしています。今年のお盆は、主人の休みが取れましたので、

少し早めに帰省するつもりです。子どもたちも今から楽しみにしています。

ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。

ますます暑い日が続きますが、体調を崩さないようにしてくださいね。

最近はパソコンではがきを作ることが多いですが、

やはり肉筆で一筆添えると送られた方も嬉しいですよ。

親しい間柄ならば、あまり形式にとらわれず自分の言葉で書くようにした方がいいですね。

 


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