縁談依頼・お見合い申込のはがき(手紙)書き方・文例
「縁談依頼」とは、相手の方に対して、結婚相手を紹介して欲しいとお願いするものです。
内容が内容なだけに、電話ですと軽く考えられがちで、冗談だと勘違いされてしまう可能性もあります。
やはり、こういった内容の場合は文面にあらわした方が、相手の方にも真剣さが伝わりやすくなります。
ポイント!
①相手を紹介してもらいたいので、こちらの情報をできるだけわかりやすく伝えましょう。
②相手の方が紹介しやすいように、こちらの写真をなるべく同封しましょう。
③どのような人が好みか、簡単にわかりやすく伝えましょう。
④紹介を依頼するので、礼を忘れずに。
【縁談依頼のはがき(手紙)文例】
拝啓
風薫る季節になってまいりました。皆様にはお変りなくお過ごしのことと存じます。
さて、本日は折り入ってお願いがあり、お手紙を差し上げたしだいでございます。
あなた様もよくご存じの長男〇〇の縁談のことでございます。
〇〇大学を卒業後、〇〇会社に勤めて今年で35歳になりますが、
未だに交際している女性もいないようなのです。
本人にも結婚の意志はありますが、男性ばかりの職場のせいか、女性と知り合う機会が少ないようで、
親としては大変心配しております。
つきましては、豊富な人脈をお持ちのあなた様のお力をお借りして、
どなたかよいお嬢様をお世話していただきたく存じます。
相手の方は、明るく健康的なお嬢様であれば幸いでございます。
突然のご面倒なお願いで、まことに恐縮ですが、写真を同封させていただきましたので、
どうぞよろしくお願い申し上げます。
敬具
「お見合い申込」とは、「縁談依頼」の逆で、こちらから相手を紹介したいと、
うかがいを立てるものです。
こちらも内容が内容なだけに、電話ですと軽く考えられがちで、
冗談だと勘違いされてしまう可能性もあります。
やはり、こういった内容の場合は文面にあらわした方が、
相手の方にも真剣さが伝わりやすくなります。
ポイント!
①こちらから勝手に紹介したいと申し出るものなので、
相手に無理強いしないように気をつけましょう。
②どのような相手なのかが分かるように、詳しく伝えましょう。
③大げさに表現しないように気をつけましょう。
④会うかあわないかは相手の方が決めることですので、
強制しないようにやんわりとお願いしましょう。
⑤できれば写真を同封するようにしましょう。
【お見合い申込のはがき(手紙)文例】
ようやく涼味が感じられるようになってまいりました。
皆様お元気のご様子で何よりに存じます。
さて、本日はご長男〇〇さんの縁談についてお手紙を差し上げます。
ご紹介したいお相手は、私の友人の〇〇さんのご三女〇〇さんで、今年26歳になられます。
〇〇学校を卒業され、今は地元で幼稚園の先生をなさっています。
私は〇〇さんを昔から知っていますが、親思いの優しいお嬢さんです。
ご本人も子ども好きとあって、早く家庭を持ちたいと望んでおられますが、
仕事がら、なかなか思うような男性と知り合う機会がないようです。
もし、〇〇さんに意中の方がいらっしゃらなければ、
一度気軽な気持ちでお会いになってみてはいかがでしょうか。
差し出がましいとは存じましたが、お写真を同封させていただきました。
良いお返事をお待ちいたしております。