お詫びのはがき(手紙)書き方・文例
「お詫びのはがき」(手紙)とは、相手に対して自分の非を認め、申し訳ないという気持ちを伝えるものとなります。
お詫びのはがきを書くことは、実に気が重いものです。
しかも、どのようにお詫びの言葉を書いていいのかわかりにくいので、大変書きにくいものでもあります。
お詫びのはがき(手紙)を書く際の、注意点やポイントなどを参考にして、自分の言葉でお詫びしましょう。
ポイント!
①すぐにお詫びをするようにしましょう。
お詫びしにくいからと言って後回しにすると、どんどんお詫びしにくい状況になってしまいます。
②自分の非を素直に認めて、誠意を持ってお詫びしましょう。
人のせいにしていては何も解決しません。
③いいわけではなく、そうなってしまった理由を簡潔に述べます。
このとき、くどくなったりだらだらと言い訳しないようにしましょう。
④陶器など何か物を壊してしまった場合は、弁償方法を明確に書くようにしましょう。
⑤お詫びのはがき(手紙)の場合は、「前文」は省略します。
⑥お詫びの内容のため、封書にして送るのが普通ですが、内容を第三者に知られてもいい場合ははがきでも問題ありません。
内容や、相手の方を配慮して選ぶようにしましょう。
◆破損(はそん)のお詫び文例(何か物を壊してしまった場合)
前略
先日は、DVDを貸していただき、誠にありがとうございました。
とても面白く、何度も見させていただきました。
実はその際に、DVDに傷をつけてしまったようで、映像が少し途切れてしまいます。
私の不手際で、大事にされているDVDを傷つけてしまい、どのようにお詫びしたらいいのかと思案に暮れております。
このままの状態でお返しすることは、大変心苦しく思いますので、
償いの方法をどうかご指示いただきたいと願っております。
お詫びのしようもない粗相をして、また勝手なお願いをすること、どうぞお許しください。
草々
◆不在(ふざい)のお詫び文例
前略
昨日はせっかくご来訪いただいたのに、あいにく留守にしておりまして、申し訳ございませんでした。
しばらくお会いしていなかっただけに、大変残念に思っています。
いつも家にいるのに、この日はたまたま用事がありでかけておりました。
またぜひご来訪くださいますようお願い申し上げます。
まずは不在のお詫びまで。
草々