新築祝いのはがき(手紙)書き方・文例
「新築祝いのはがき」(手紙)とは、親しくしている友人や知人、親戚などが一戸建ての家を建てたり、マンションを購入した際に、お祝いの気持ちを伝えるものです。
お祝いのはがき(手紙)を出した後に、贈り物を届けるようにします。
新築祝いの贈り物は、時計、花瓶、玄関マットなどが一般的ですが、現金や商品券を贈っても喜ばれます。
贈りものをする場合、どの程度の金額にするか迷ってしまうものですよね。
参考までに、目安の金額をご紹介しましょう。
◆金額の目安◆
・親・祖父母から贈る場合・・・・・・・・・・1万円程度
・兄弟姉妹・親戚から贈る場合・・・・・・1万円程度
・友人・知人から贈る場合・・・・・・・・・・5千円~1万円程度
◆水引の種類◆
・紅白の蝶結び
表書きは「祝御新築」「祝御新居」「御新築御祝」とします。
◆贈る時期◆
新居の完成後半月以内。
新居に招待された場合、贈りものは持参します。
※注意※
新築祝いで贈ってはいけないものがあります。
火に関連するものは縁起が悪いのでタブーです。(ストーブ、ライター、炎の柄のものなど)
鉢植えや新居で使うものを贈るのが一般的ですが、新居との調和や好みがあるので、直接欲しいものを聞くことが好ましいでしょう。
【新築祝いのはがき文例】
(一般的な新築祝い文例)
拝啓
野山の紅葉が美しい頃となりました。ご一家にはますますご繁栄の段、お喜び申し上げます。
さて、この度は、かねてご普請中のご新居が完成された由、心よりお祝い申し上げます。
お送りいただきましたお写真を拝見するだけでも、どっしりとした趣のある新邸であることが感じられます。
御地は自然環境がとても素晴らしく、その背景にマッチした景観かとも存じます。
設計などいろいろとご工夫なされた成果が、いかんなく発揮されているのでございましょう。
近々、お祝にお伺いいたしたく存じますが、その折、つぶさに拝見させていただくことを楽しみにいたしております。
まずはお祝いのご挨拶まで。
敬具
(友人への新築祝い文例)
拝啓
待望のマイホームを新築された由、おめでとうございます。
この地価高騰の折、一戸建てとはうらやましい限りです。奥さんや子どもさん達もさぞお喜びのことでしょう。
間取りや内装など、そのうち拝見に伺います。いつになるかわからない我が家の新築の参考にしたいと思います。
とりあえずお祝いの品を別送しました。つまらないものですが、部屋の片隅にでも置いていただければ幸いです。
敬具
(知人への新築祝い文例)
ようやく涼味が感じられるようになってまいりました。皆様お元気のご様子でなによりに存じます。
さて、このたびご待望のご新居がいよいよ落成なさったとのこと、心よりお喜び申し上げます。
緑豊かで閑静な地とか、お子様の養育にも理想的な環境でございますね。うらやましい限りです。
木の香も高い御新居はさぞかし心地よいことでしょうね。機能的なキッチンや工夫されたというリビング、バスルーム、ぜひ拝見させていただきたいと思っています。
御主人様にもよろしくお伝えください。
かしこ