あと付け
「あと付け」とは、結語で締めくくった後に、日付、署名、あて名を書いて、
「いつ」「誰が」「誰宛てに」書いたものかを明示するためのものです。
あらたまった手紙では「脇付け」を書く場合があります。
【日付】
手紙を読み返したときに、いつもらった手紙だったかな?と思うことがありませんか?
日付を入れることは、相手に対する優しさにもつながりますね。
日付けを入れる場合は、本文よりも2字分くらい下げて書くようにしましょう。
(例)
・2008年11月11日
・平成20年11月11日
※慶事の場合は、「吉日」とすることがあります。
【署名】
署名は自分の名前を書きます。
フルネームを書くのが礼儀ですが、親しい間柄の場合は姓だけを書くこともあります。
【あて名】
あて名は手紙を出す相手の名前を書きます。
名前の下には、一般的には「様」を使いますが、
目上の方の場合、会社の場合、目下の方の場合など相手によって使い分けるようにしましょう。
(例)
・様
・殿 (目下の方の場合)
・御中 (会社、団体の場合)
・先生 (恩師、医師、など)