本文・主文
前文の次にくるのが「本文・主文」といわれるものです。
この「本文」は、用件を述べるもっとも大事な部分「骨格」となるところで、
用件を簡潔に読みやすく心がけることが大切です。
「前文」の後、行を改めて書き出しますが、
「さて」「ところで」など起語(書き起こしのことば)を使ってから書きだすと、
スムーズに用件に入ることができます。
【起語の例】
・さて
・ところで
・さてこの度は
・ときに
・実は
・つきましては
・誠に恐縮ですが
・誠に申し上げにくいのですが
・早速ながら
・突然ですが
・ほかでもありませんが
などが起語となります。
この「起語」は、前文と本文を区別する意味でもあります。
「起語」を書くことで、
「ここからが本題ですよ~!」という区切りとなります。
前略などで前文を省略した場合は、
「突然ですが」「早速ですが」などの起語を使います。
もちろん、親しい間柄の相手なら起語などは必要なく
思いのまま自由に書きだして問題ありません。