前文
頭語の次にくるのが「前文」となります。
この「前文」では、時候のあいさつ「新緑の候」「例年になく寒い日が続いています」など、
季節の移り変わりを手短に述べるようにします。
その次に、安否のあいさつを書きます。
安否のあいさつは、先方の安否を気遣い
それから自分の安否を述べるようにするのが礼儀となっています。
この次に、お礼やお詫びのあいさつとなります。
必要に応じてくどくならないように、
さりげなく述べるようにしましょう。
前文を省略する頭語「前略」や、急ぎの場合の頭語「突然ですが」などを
使用した場合は、前文を省略するという意味で使用していますので、
時候のあいさつなどはいりません。
省略した場合は、直接用件から書くことになります。
しかし、目上の方やあらたまった内容の場合、
前文を省くのは失礼になりますので気をつけましょう。