はがきの基本形式とは?
はがきの基本的な書き方をご紹介いたします。
はがきの基本形式は「頭語」「前文」「本文」「末文」「あとづけ」というのが、
一般的な構成となります。
こんな感じです。
縦書きでも横書きでも同じ書き方となります。
「頭語」というのは、起筆、起首とも言われ、相手に敬意を表すもので、
「前文」は文字で書くと難しく思えますが、
これは、手紙固有のあいさつとなるものです。
この「前文」部分は、頭語、時候の挨拶、安否、お礼、お詫びの
あいさつから成っているものです。
出す相手や内容によって適当な言葉を使い分けましょう。
この「頭語」ですが、「拝啓」(はいけい)というのは聞いたことがあるのではないでしょうか?
はがきの場合は書くスペースが限られているので、
「前略」として、前文を省略して書く場合が多いようです。
また、親しい間柄でやり取りする場合は、
「○○様」など、かえって気にしない方が親しみやすくなりますね。
使われることが多いのが「拝啓」ですが、
これは男女どちらが用いてもかまわない便利な言葉です。
「一筆申し上げます。」「お手紙で申し上げます。」というのは、
主に女性が用いる言葉となります。