催促のはがき(手紙)書き方・文例

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催促のはがき(手紙)書き方・文例

「催促のはがき」(手紙)とは、相手が約束を果たさない時や、貸したものを返却してもらうように促すものです。

会合の出席確認や、頼み事をした返事などを催促する場合と、金銭やカメラなどの物を返却して欲しいと催促する場合があります。

どちらの場合も、なかなか言い出しにくいものです。

直接言える間柄であれば電話でもいいですが、内容によっては直接よりも文書の方が効果的な場合があります。

内容によって使い分けてください。

 

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ポイント!

 

①催促する内容をはっきりと、相手にわかりやすいように書きましょう。

あいまいな催促では、いつまでたっても約束は守ってもらえません。

 

②回りくどくならないように、用件は簡潔にのべましょう。

 

③相手の事を思いやり、はじめから非難しないようにしましょう。

相手にも約束を守れない理由があるのかもしれません。

 

④期限がある場合は、ハッキリと伝え、相手に十分な余裕を与えるようにしましょう。

 

⑤催促の内容でも、相手を思いやる気持ちが大切です。

 

【催促のはがき(手紙)文例】

第三者に知られたくない内容の場合は封書(手紙)にしましょう。

相手を思いやる必要があるので気をつけましょう。

 

◆返事の催促の場合文例

前略 

過日、○月○日に開催する会合の案内状をお送りいたしましたが、無事に届いておりますでしょうか。

未だにご返事がありませんので心配いたしております。

お仕事の諸事情等あるかと思いますが、準備の都合がありますので、出欠されるかどうかあらためてお尋ねいたします。

お忙しいところ誠にお手数ですが、必ず○月○日までにはお返事をお願いいたします。

郵便事情などによる行き違いの場合は申し訳ありません。

なお、私の電話に直接お電話くださっても結構です。

時間は何時でも大丈夫ですので、よろしくお願いいたします。

電話番号(○○○-○○○-○○○○)

     草々

 

◆返却の催促の場合文例

空高く澄みわたり、心まで晴れ晴れとなるこの頃です。

ますますお元気でお過ごしのことと存じます。

さて、昨年お貸ししましたビデオカメラですが、この度子どもの運動会で必要になり、

○月○日までに引き取りにおうかがいしてもよろしいでしょうか。

なかなか使う機会がなく、そのままになってしまっておりました。

こちらの都合ばかりで誠に勝手ではございますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

まずはお願いまで。

 

◆金銭返済の催促の場合文例

拝啓

春まだ浅き今日この頃、お元気でお過ごしのことと存じます。

さて、このような事を申し上げるのは誠に心苦しいのですが、先般ご用立ていたしました○万円、今月の○日までとのお約束でございましたが、すでに期限がすぎております。

今日まで何の連絡もないので心配しておりますが、いかがなされましたでしょうか。

当方に余裕があれば、このような催促などいたしたくはございませんが、実は当方も逼迫(ひっぱく)した状態でございます。

なにとぞ当方の事情もお察しの上、ご配慮のほどお願い申し上げます。

一度に全額返済がご無理な場合は、とりあえず半分でもお返しくだされば助かります。

ご返事のほどお待ち申しております。

     敬具